稀少な吊りウラ毛!入荷~ 

大変稀少な吊りウラ毛が入荷しました。
 
CIMG0506.jpg吊りウラ毛とは、大量生産に向かず、手間が掛かる故に忘れられてしまった伝統の技術、吊り編みは、1時間に1メートルの生地しか生み出すことが出来ない非効率極まりない製法。いうなれば手編みに近い状態です。結果的に柔らかくふくらみ豊かな生地を生み、高い伸縮性や保温性、耐久性を併せ持ちます。
 
 

吊り編み機とは、明治の終わりから大正の初めにかけて、ヨーロッパから初めて日本に入った丸編み機の原点で、本来は高級下着を編むために使用されたものです。 一本の糸を丁寧に編み上げてゆくため、非常に風合いが良いものの、その生産性の低さ、コストの高さのために、今ではごくわずかな工場でしか使われていないのが現状です。 長年の経験とカンが要求される吊り編み機の操作を扱えるのは日本でわずか数人、その熟練の職人が時間を惜しまず丹念に編み上げていくという手作り感覚の生地です。

2012年1月31日 17:23| コメント(0) トラックバック(0)

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